made in 京都〜京都製
2020/05/29
それは、東には居なかったえみこの姿。
お目通し下さり光栄です、脳の密室破ります
西陣の拝み屋 みなくちえみこです。
本日5/29は、オンラインにてご予約承ります。
15時〜18時受付可能、ご希望の方はこちらから。
てゆーか、もう5月終わるやーん、早っ！
5月の終わりには、切ない日が待っています。
それ故に5/31は、定休日をいただきます。
覚えている方もいるかもしれませんが、この日
辻堂秘密基地をともに営んでいたわたしの戦友
まさみんが亡くなりました。
亡くなる、という表現が嫌いだから、神去と
いう言葉を使っています。
わたしが2018年に上洛するのと入れ替わるように
彼女の卵巣癌が見つかりました。
ステージ3、と聞いていたその癌に彼女は
向き合い、挑み、一年後この世を去りました。
彼女が神去する4日前までわたしは神奈川にいて
戻ってすぐの訃報は届けても貰えず
お別れができたのは彼女が小さな箱に入り、
京都の実家に戻ったあとでした。
数年前に一度お会いしただけの義姉さまを頼りに
ご自宅に押しかけ、お別れをさせて頂いたのは
それから一月後でした。
ま、この行動はのちに物議を醸し、以来二度と
すまいと決めたのですが。
ご迷惑を掛ける人がでるんやな、と、思ったから。
お別れは一人でもできる、お悔やみも。
そう唇を噛み締めるわたしに、いつも3人で
お稽古していた仲間がまさみんと話す機会を
くれました。
わたしに通訳の依頼をくれたのです。
そこで見聞きしたことを元に昨年の夏にした
野辺送り。
空に見えた奇跡の景色をわたしは忘れることが
できません。
一年が過ぎたいまでも思い出せば涙が出るけど。
それでも、指折りこの日を待ち望む。
一年前、わたしが彼女に会わないよう仕組んだ
人間がいます。
その人を許しはしても、生涯忘れはしないでしょう。
見えない世界で力を得るということは、命への
干渉権を得る、ということです。
特殊な世界に身を置けば、普通の暮らしは
できません。
しきたりや掟に従い生きねばならない、それが
力を保持し、付加価値を生む、ということだから。
だからこそ。
中身が伴わぬなら、すべきではない。
コロナが起きる少し前、夢を見ました。
祭壇に向かい法衣を着て飛石みたいな
橋を渡って歩く夢でした。
ある瞬間、床板が抜け。
慌てるわたしは神に祈り、次の瞬間
祭壇の前に立っていました。
振り返ると巫女さんと参拝客が、橋の
向こうに見えました。
でも。
わたしは、そこには帰る道がない。
ああ、このことだったのか。
いま、そう悟るわけです。
神様はいつも、わたしにはちゃんと
予告をくれる。
一年前、まさみんが神去して。
入れ替わるようにネット炎上に巻き込まれ
ました。
5/30、Yahoo！監修アプリがリリースされ
胡蝶蘭が会社から届いた写真を観て
「こんなやつが、評価されて、金儲けしてる
のはおかしい」
といわれ、数日後、殺害予告が親子で出され
ました。
警察と家族とともに戦った一年、仮に殺される
としても、ただでは死ぬまい。
そう決めたころ、京アニ事件が起きました。
あれから一年。
京アニ犯人は逮捕され、デマで凍結された
息子のアカウントは、ようやく凍結解除され。
神奈川を完全退去し。
木村花さんがネット炎上で亡くなった疑惑が
持たれ。
世の中が変わり。
わたしが、変わり。
もうすぐ。
5/31が、やってくるのです。
なんで、京都なんですか？
昨日、初めて行った美容室で訊かれました。
この街に来たのは、神様に呼ばれたからだけど。
この街に留まるのは、わたしのもう意思でしか
ないやんな。
そう気付かされた瞬間。
四条に住んで四条で働け、あの約束はもう
とうに果たしたのだから。
いまはきっと、その約束を果たすまでに
泣きながら神様に乞うたことが叶っているだけ。
帰りたくないねん、いやや、ここに居りたい。
神様、わたしはここに居りたいねん。
居らして、どこにもやらんとって。
神様との約束は、キャンセルできない。
わたしを欺いた人は、そういいました。
だから、貴方が神の使いであるわたしに
言ったことは、履行すべきや、と。
そして、それを言われたわたしも、神の
お手元を名乗り見えない世界を生業としている。
なら。
この約束も、キャンセルはできまいよ。
真実は、ひとつじゃないんです。
でも、真理はひとつしかない。
真理に基づき、この世は構築されていく。
欺いた人の世界の真実は、わたしの世界の
真実ではなかった。
ただ、それだけのこと。
2020年は、ゲートを閉じる一年。
7月のゲートが閉まり始めた報せを聞いた日、
さて、このゲートの内側には、だれが一緒に
居られるのかな。
ま。
わたしは、京都製のわたしを作ると決めたの
だけれど。
京都製のわたし、それは。
こんな感じ笑
