労働の基本はお金じゃなく、額に汗

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労働の基本はお金じゃなく、額に汗

2020/08/06

それを忘れたら、おしまいです。

お目通しくださり光栄です、京都の脳科学コーチ

都の巫女 西陣の拝み屋です。

本日8/6は、オンラインのみご予約承ります。

16時〜17時、21時〜22時のみ受付可能。

明日は満了となります。

お問い合わせは、こちらから。

8/8(土)、いよいよ2020年のライオンズゲートが全解放を迎えます。

この日に合わせてライオンズゲートWSをオンラインにて開催します。

詳細はこちらから、枠数が少ないのでご予約はお早めにお願いいたします。

明日8/7(金)23時半で受付を締め切ります。

 

8月から始める新しいこと。

行を日常生活に取り入れることにしました。

これまで生徒さんたちに「先生はどんな修行されてるんですか?」と問われてきましたが。

わたしの場合、臼井靈氣による能力肥大の巫女(元職業霊媒)のため、修行は臼井靈氣のやり方になります。

その場合、修行ではなく「修養」になるのです。

(はい、生徒さんたちはこの違いを答えてみよー。テストに出しますよ笑)

どこで修養をするか、になるわけですが、日常的に修養の日を月何回か決めて、行うことにしたのです。

昨日はその初日でした。

師を持たず行う行法には、課題も型もなにもありません。

自らが決め、行法の中から何かを掴む。

掴めても掴めなくても、脈々と行う。

それが、わたしが始めた新しいこと。

初日の発見は、もう宝の山のようでした。

 

昨日は、ある山にある場所に入り清掃作業。

まず最初に打ち合わせ段階で言われたことが「暑いから涼しいうちにやりましょう」。

この破壊力笑、時間や自分に合わせるのではなく、こちらが自然に合わせるのです。

いやー、近年なかなかない経験でした。

そして、学ぶ。

元来、人はそうあるべきなんやないのか?とね。

 

雨が降れば外には行きたくない。

行きたくないが、いかねばならない。

例えば依頼人さん、雨の中でも訪ねてくる。

雨の中でも、約束したから授業にお越しになる生徒さん。

足元が悪くても、遠くてもお越しくださる。

だから、こちらも自然に口から出る。

 

「まあまあ、ありがとうございます。

 まずはひとやすみされてください」

 

労いとか、思いやりとかって、こうして派生し循環するべきものなんや、と。

夏の都は酷暑やし、それでも自然とうまく付き合って上手に働いて暮らしていく。

行法は、ご奉仕の形で入らせていただいていますが。

ご奉仕先の方に帰り際「あとから身体に出るから、ちゃんと休んでくださいね」とお声掛けいただきました。

夕方教えに従い2時間眠りましたが、まああっという間に過ぎるすぎる笑

そして、悟るんですよね。

身体の中でDNAが喜んでいるな、と。

 

母方の祖父はみかん農家の長男でした。

他に酪農もしていたらしく、牧場や牛舎もあったそうです。

過去形なのは、わたしが物心ついたときには祖父は他界しておらず、祖母が一人でみかん山を管理していました。

いわゆる野良仕事、82で他界した祖母は骨粗しょう症が悪化する75まで背負い子を抱え山に入っていました。

しかもひとりで。

そこそこ広い山、いま考えるとよく怖くなかったな、と思うのです。

祖母の山は何層にもなっていて、畑に行くまでに人の土地を通らねばならない作りをしており。

山の管理を部落内で分けた節がありました。

祖父が他界したのは祖母がまだ50になる前の話なので、そこから30年この暮らしを続けていたことになります。

ばーちゃん、あなたはスゴいんですが笑

ビビる孫。

わずか1時間半のご奉仕でしたが、「夏は暑くなるから長くはできない。昔は4時くらいから始めたけど野生動物が出るから危ないし、いまはせいぜいやれても3時間が限界かも」というお話を聞きました。

山は人の手が入らないとダメになります。

いかに自然と共生するスキルがあるか、それが山の善し悪しを決めるんや、そう思いました。

 

昔、祖母の畑に行く道すがら、通称亀の子山と呼ばれている小さな山がありまして。

亀のような形をした浮島で、農道から見える位置にあり、直径100メートルくらいの小さな山でした。

正確には丘かもしれませんが、亀の子山と呼ばれていました。

この山に小学生だけで入り、秘密基地を作り遊んでいたことを思い出したのです。

枝を集めて弓矢にしたりパチンコを作ってドングリを飛ばしたりして遊びました。

The野生児笑

それが楽しかったんですよね。

ご奉仕で入る山には長袖長ズボン、目の前には無数に蚊がでるため、虫除けは必須。

深々と帽子を被り、足はゴム長、手にはビニール素材の軍手笑

まあ、あっという間に汗だくになります。

でも、その汗が気持ちよかったんですよね。

なんだかすべてが洗われて行く気がした。

 

人が労働の形を歪めたのはいつからだろう。

そんなことを考えました。

頭脳労働が主体となった現代、第一次産業や肉体労働を軽んじる風潮がありますが。

本来はそうじゃなく、額に汗して働くことからすべてが始まるのではなかろうか、なんて。

拝み屋の仕事は見えませんが、体力はかなり使います。

そのためにも基礎代謝を高めたり、基礎体力を向上させるトレーニングは重要なこと。

その原点が自然に分け入り、土に触れ、額に汗して働くことなんやなあ。

そう気づかされた1日。

同時に労働の量や質はお金で計るべきではなく、流した汗で測るべきだと気づいた日。

テキスト含め「お店で手作り」にこだわる理由はこれやったのか!と、悟った日。

 

あなたは最近、いつ自然と触れ合いましたか?

自然に合わせて最後に暮らしたのはいつですか?

ちょっと考えてみてくださいね。

 

 

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