心の在り方、動かし方
2020/10/19
そこも、やっぱり理解と訓練です。
お目通しくださり光栄です、京都の脳科学コーチ
臼井靈氣療法家にして通詞人 西陣の拝み屋です。
本日10/19はオンラインにてご予約承ります。
20時〜22時受付可能。
明日10/20はご予約満了となっております。
明後日10/21(水)は島原デー、14時〜16時ご予約受付中です。
ご希望の方は、こちらから。
昨日は天秤座の新月。
朝から一気にスケジュールが埋まり、夜までほぼ満了となりました。
ありがとうございました。
さまざまなお客様を見て思ったことは、心を動かす時代が来たな、ってこと。
風の時代の始まりを感じますね。
心を動かすときに、一番気をつけるべきは、引っ掛かりをそのままにしないこと。
なんでもないフリを土の時代は、みんなしてきました。
その結果、鈍感な人が増えている現実があります。
昨日のブログで「本能と戯れる」という話を書きました。
本能と戯れるためには、心を動かさねばなりません。
でも、心が動いていないと上手く戯れることはできません。
心には、さまざまな状態があります。
冷たい、温かい、柔らかい、硬い、凍っている、などなど。
また動きもいろいろあり。
弾む、踊る、ときめく、などなど。
疲れたり、凍った心が弾みも踊りもしないことは誰にでもわかるでしょう。
頭では理解できても、実際にはわからない。
なぜなら、見えないから。
見えないから、ないものにできるのです。
10月の予防学で充足と満足の違いについてお話しました。
ここにも心が関係します。
つまり、心が動かないとは、満足感を得にくい体質である、ということになります。
感情表現と心は意外なことにつながっていません。
心がない方が表現はしやすかったりするからです。
脳だけで生きている人は傷つくことはない、なぜなら心が動かないから。
でも。
それでは、人と心を通わせることはできません。
そうして、知らぬ間に大切なものを失っていくのです。
恐い怖い……。
心を動かさぬように生きたことがあります。
311のあと、この世界を辞めていたときのこと。
「生きた屍期」と呼んでいます。
まあまあ、哀しい時代でした、もう二度と帰りたくない。
2年半が過ぎ、再び心を動かすまでのあの恐怖ったら。
被災して亡くなった方のサポートがなければ、わたしはいまでもここにいないでしょうね。
311は、確かに悲劇的であり、できれば起きて欲しくはなかったけれど。
起きた現実が正解であるなら、せめてそれを力に変えたい。
あのはじめての気仙沼で体験したことは、生涯忘れないと思います。
復興の過程の中で大切な人の命が震災関連死という呼び名で失われたりもしたけれど。
そんな痛みがあるからこそ、強く生きなきゃならないと思っている。
自分の心に正直に、まっすぐに、大切に。
貴方の心は、きちんと動いていますか?
わたしの心はまだ、時々鎧を着ています。