土の時代の罪は、風の時代に暴かれる
2020/11/05
冥界さえ、やり逃げは認めない世界になりました。
お目通し下さり光栄です、京都の脳科学コーチ
夢を叶えるお稽古場 西陣の拝み屋です。
本日11/5は、オンラインにてご予約承ります。
昨日は真理予防学の臨時開講がありました。
風の時代は劇場型時代、その歩き方をこれから半年間真理予防学を介してお伝えしていきます。
なかなか土の時代の思考から切り替わらず、苦戦する生徒さんたちを前に、講座後気になっていた映画を観に行きました。
現在公開中の「罪の声」、いまから35年前に起きたグリコ森永事件を題材にしたフィクション。
舞台は大阪、そして京都がロケ地に使われています。
怪人21面相、キツネ目の男、といえば、覚えている人も多いと思います。
当時はまだ10代の終わり、関西は遠い場所でした。
これが日本初の劇場型犯罪であり、これに次ぐものがあのロス疑惑であると言えるかも知れません。
その後、解決はされましたがオウム真理教事件が横浜の坂本弁護士失踪事件をきっかけにスタートします。
劇場型時代とは、まさにあのように巻き込まれた人々が血を流す時代。
それは、いま公開中の鬼滅の刃の如く、鬼がみせる「無限列車」の旅なのです。
「罪の声」は、あの事件に知らずに加担させられた3人の子どもを軸に展開します。
35年が過ぎ、彼らは大人へと成長します。
その過程で、土の時代のルールを謳歌する人々が何をしたか。
前半の所々、脳は直視を拒絶し意識が飛びました。
それは、わたしが捨てた故郷が地元界隈では外の人々から「ヤクザの街」と呼ばれていたことに関係しているかも知れません。
環境が人を作る、ならどうするか。
環境を選べるようになったら、選び取り二度と古い環境には戻らないと誓いを立てて生きるしかない。
それをしていくのは、わたしたち一人ひとりの責任です。
35年前、殺人事件はとても数が少なく、恐ろしいものでした。
暴力も、虐待も同様で、貧困家庭の子はある意味社会から憐まれて生きていました。
貧乏はいじめの対象になり、「親がちゃんとしないから」などと言う心ない大人が居たりしたものです。
35年をかけてこの国は、コンビニのCMで「DVが増えています」と言う国に変わりました。
それを言うタレントさんは、握手会でファンから斬り付けられた過去を持っています。
被害者だから訴求力があるその一方で、彼女はその仕事のたびに事件の恐怖を思い出すでしょう。
そして、彼女が被害者であることを、いま何人の人が覚えているでしょう。
土の時代とは、そんな野蛮な時代だったのです。
正しいことをするものが死に追い込まれ、土の時代の間違った正義感を振りかざす人に世界を壊され喰われていく時代。
昭和の真ん中あたりに生まれました。
小さいころ、街の大人はよく言っていました。
「死んじまえば後は知らない。残された人が頑張って生きてや」
死人に口無し、死ねばやり逃げ、そんな文化の中で反吐が出そうな時代を生きて。
だからわたしは、冥界へ繋がり、干渉権を得たのかもしれません。
死ねばやり逃げ?
そんなん、まかり通るとでも本気で思うてんの?
そんなん。
させるわけがないやん。
小さなわたしの、小さな小さな魂の怒り。
その声は、四半世紀過ぎてなお、鳴り止みはしなかっただけ。
ただ、それだけだった。
おかしいですよね?神様。
なんでですか?
話を聴いてくれないなら、もういいです。
あたしは、閻魔大王と直接やり合わせてもらう。
ただ、それだけだったんだな、と。
天界という場所は、どんな祈りも聴いています。
聴いてくれないわけじゃない。
昨日、神様からお返事が来ました。
「待たせたね、貴方がずっと言っていたあれね。
ようやく準備できたから、そろそろ始めようと
思うんだけど。
とりあえず、平成まるまる分の罪から調べて
みようと思うけど、それでいいかな?」
真実は、信じた先にしかない。
わたしが信じた西の神様は、決してわたしを失望させたりしない。
わたしが望む優しい世界を、この優しい街京都で作りながらこの先の風の時代を生きていきます。
愛するすべてのものにだけ、笑顔を見せながら。