【神はサイコロを振らないvol.4】 脳は行動に合わせて感情を作り出す
2020/11/26
「神はサイコロを振らない」では毎日一記事、京の拝み屋が脳科学について語ります。
おはようございます、京都の脳科学コーチ 西陣の拝み屋です。
京都で脳科学コーチをしていますが、実はキャリア足掛け19年目になる拝み屋でもあります。
「拝み屋」とは、所属を持たない祈祷師のこと。
仕事の仕方はさまざまですが、最近はライトノベルの「我が家は祇園の拝み屋さん」がヒットしているので、『拝み屋』という名前自体は知っている人もいるかもしれません。
野良の祈祷師として京都に移住して3年目、左脳系祈祷師として活動しています。
貴方は、脳は行動により思考を作ることを知っていますか?
人間の思考パターンは、行動習慣により生み出される。
これは30年を超える脳科学研究により、割と一般にも浸透してきました。
では、その行動習慣を正当化するために脳が感情を生み出すことはどうでしょう?
この勘違いが、その後肉体と脳の接合を狂わせ、さまざまな病を生み出すことがあります。
心で感じる否定的な感情や危険信号を無視して(無視せざるを得ない場合含み)行動し続けると、脳はそれを正当化する解釈を始めます。
結果として感情が歪み、本心が見えなくなってしまうのです。
ブラック企業で働き続けたり、暴力的な環境に居ることを「好きでしている」と錯覚できる一因はこの脳機能が関係している可能性があります。
いわゆる「思考停止」が引き起こされるわけですね。
わたしたちの脳は、実は太古から殆ど進化していません。
それ故に「ストレスや危機があれば逃げる」というジャッジをします。
狩猟民族であった太古では、そうしなければ即死を意味したからです。
しかし、近代のストレスや危機は、即死にはつながりません。
眠れない、食べれない、嫌なことが終わりなく続く、など精神的危機や、緩やかな肉体的危機へとシフトしたからです。
危機=退避でなくなると、脳は行動に解釈を合わせます。
行動継続=本人の意思=それは快だから、と判断し、そのような感情を作り出してしまうのです。
なおかつ、行動継続=行動習慣ですから、無意識にそうなるように現実を生み出し続けます。
これをしているのは、無意識=潜在意識(内在神)。
これでは交代願わねば、いつまでも本当の意味で幸せにはなれませんね。
脳内の神様を交代させる方法は、こちらから。
現実を変えていくには、最後は脳が一番の障壁、ラスボスとなります。
脳科学的視点から、この最強のラスボスをクリアして人生をアップデートしませんか?
西陣の拝み屋がサポートさせていただきます。