お帰り、大日ちゃん〜アメブロ　京の拝み屋は七変化

もう離れないよ。

お目通し下さり光栄です、京の拝み屋

西陣の拝み屋です。

本日2/10は、オンラインにてご予約承ります。

　

独立記念日から1日明けて。

昨日は午後からとある場所へある方をお迎えに

出かけてきました。

それがこの方、大日ちゃんこと大日如来さまです。

干支の守護仏にして、いま巡礼中のお不動さま

が化身と言われる方。

久々にお寺をまじまじ観て、いざ迎えにいくと

大日ちゃんは居らず笑

寺務所でお願いして、引き出しから出てきたのがこちら。

「大日如来を持ちなさい」と言われたのが

一月の半ばくらい。

そこでようやく、御仏のエリアに戻るんだと

実感が持てました。

御仏のエリアに戻るということは、再び人を

観る場所に行く、ということ。

この何年かは、いずれ人を観なくてよくなる

ように歩いていたので、それは道を違えて

いたのだな、と、知らされるわけです。

 

大日如来を連れて次に向かった先が、

引接寺（千本ゑんま堂）近くの釘抜地蔵。

こちらで人生初のお百度をしました。

お寺の作法で1時間、ひたすら本殿のまわりを

回り、祈る時間。

両手には周回がわかるよう数え年の竹の棒。

粛々と祈り、回り、棒を納めていく。

足の痛みも、身体の痛みも、そのすべてが

対価であるかのように、ただ祈ることだけ

考える。

途中で、高台寺の涅槃図の前で聴いた話が

脳裏をよぎりました。

 

「お釈迦様は、苦行の虚しさを悟り〜」

 

そうなんですよね。

お釈迦様は、苦行は虚しいと悟られた方。

人間は限りある命を大切に喜びを他者と

分つために使うべきなんやと思う。

 

昨日HPを改編しました。

個人鑑定を今後、360°マルチ鑑定という

スタイルのみにしていきます。

故人の通訳も、先祖のことも、拝み屋らしい

エネルギーワークも全て、出せる技術は

ご依頼の時間内でご利用いただけます。

ただし、当日にできること、できないことが

ございます。

また、オンラインでできること、できない

ことがございます。

個室が必要な場合は、個室料金でのご予約と

させていただきます。

詳細はこちらをご覧ください。

 

一年前、最初の自粛制限が出た際、始めた

ことがありました。

それは、「人間の闇に対し、拒絶感を育む」

「柔らかい世界に心地よさを感じる感性の育成」。

このふたつはいまも継続中です、きっとしばらく

続けるべきリハビリなのかもしれません。

独立前の組織で「地獄まで救いに行ける人」を

望まれてきたわたしは、まず地獄を平気で

歩ける感性を植え込まれました。

でも、あの小野篁公でさえ地獄には行って

いない。

やっぱり人間は、地獄に慣れてはいけないし

地獄に行けとも言ってはいけないのです。

 

今月の予防学で少しやりますが、風の時代は

脳科学さえ古くなります。

大切なことは、自らの中にタイムマシンを

所有していること。

そのタイムマシンの乗りこなし方を学んで

いくのが、風の時代。

10年後、いまと同じに独自論を伝えたければ

臨床の現場でこれを探し出すしか、道がない。

できない、という世界から、できた、という

世界にワープする。

そのために必要なことをやり遂げる、ただ

それだけなんだな、と。

 

信じてくれないものに、手は貸せないのが

神仏の世界なら、わたしもそれでいいの

かもしれない。

そんなことを考えました。

いまはなにより、人の笑顔が見られるように

この手でできる、なにかをしたい。

次の10年のために。

また一歩一歩、歩いて行きます。

 

さて。

貴方はついてきてくださいますか？

 

 

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独立10年に際し、お祝いのメッセージを

LINEやSNS上でいただきました。

とても嬉しかったです、ありがとう

ございました。

10年前「独立」したとき、わたしに

ついて来てくれた人たちで、いま残って

いる方は、いくらもいません。

それでも、ゼロじゃない。

上洛前に出会った方、上洛してから

出会った方、さまざまな方との出会いと

別れを繰り返して思うこと。

わたしの器でこの手に抱えられるものは

いくらもないんだな、と。

だからこそ、いま居てくださる方々を

大切にしたい。

お祝いのメッセージをくれた皆様のことは

忘れません。

本当にありがとうございました、今後とも

よろしくお願いいたします。

 

令和3年2月10日　西陣の拝み屋　惠御子