右脳は幸福のアンテナ

 

 

 

 

 

さて、本日のお題。

遠隔介護の2日が終わりました、今回は一大事案

「関東への医療移管」を行う重要な日。

前回の診察から今回の診察までの一ヶ月間に親の

様態が急変、重度の貧血に陥っていたことが判明

したのは一週間前。

遠隔介護が始まってから恐れていた「通院できなく

なるリスク」「発見が遅れるリスク」が早くも表面

化することとなったのです。

まぁ、連絡来たときはぶっ飛んだぶっ飛んだ。

さっそく関西の担当医のいる病院へ連絡、そして

関東での緊急来院の手続きを取って貰いました。

担当医の見解と、家族の希望、そして老齢である

親の希望と命の問題。

現在通っている病院は関西のみにしか系列の病院が

ないようで、それでも担当医はどうにか希望した

病院へ親を繋いでくれました。

希望している病院は、特異体質のために別の臓器で

掛かっている某大学病院。

わたわたな中での手続き、そして予定通り関西まで

受診に来て下さい、との連絡を貰ったときの不安。

こんな状態で来させる意図はどこにあるの？！

まぁ、上洛した親の顔を見るまで気の抜けない

今回の外来日でした。

 

最近人から聞いたのは東西の医師というのは

学閥が違うのだそうで、実はうちが希望している

医療移管は、そう容易いことではなかったようでした。

紹介状を書くのも、実は医療界特有のなにかが

あるのかもしれない、そんな認識を持ち始めた

ころの親の緊急外来。

昨日の診察で分かったのは、つい最近移管先の

病院にいたドクターが関西の大学病院へ戻ってこられて

その先生の功労があっての今回の移管だったらしい、

ということ。

タイミングというか、親が持っているというか、

はたまた新暦お盆の何かか。

いやもうね、うん、そう思わざるを得なかった。

本日16日、えんまの日。

あるMTGがあってえんまの日法要には間に合わない

かもしれませんが、えんま堂さんにお礼はいいに

行こうかと思っています。

 

結局、人の幸福とか、魔を避けるタイミングって

右脳だなぁ、って思います。

今回は特に、五感全部をフル稼働する数日間でした。

上洛してからの親の様子、貧血症状がどうなのか、

特異体質という検査数値で測れない人間を目の前に

ものすごくそれを体験した気がした。

「普通なら歩けないのに、世の中いろいろな人がいるね」

担当医にそうまで言わせた特異体質である親、その

親の姿を見て、生きると言うことと科学の限界を

目の当たりにした今回の遠隔介護。

輸血の結果、貧血症状が回復してきた親を連れて

一時間だけ祇園祭を見せに繰り出した烏丸の街中。

すべてが初めての京都の町と、初めて見る鉾、

翌朝外来のために迎えに行くと、その話をしきりに

している様子から「楽しかったんやなぁ」と思う

わけで。

それらはすべて右脳が感じ、左脳で理解している現実。

 

結局は、右脳の観察眼が幸福のアンテナ（入り口）

なのだと思うのです。

そしてそれを理解するには左脳の言語化（理論）が

必須となる。

夕方両親を新幹線に乗せた後、珍しく途中下車して

対面講座に出向きました。

普段はお受けしない出張ですが、それをするのは

生徒さんとの距離感の問題。

必死に学んでいる人だから巡ってくるある種の

チャンスカードかもしれない時間。

そこで、生徒さんの右脳に眠っていた情報を

左脳で分かるように言語化、途端にキーワード

書き出しの内容と右脳の反応に変化がありました。

これが脳の変数ボックスの仕組み、新しい数値が

入ると古い数値は溶けてなくなるのです。

 

出展元はこちら

 

変数、についての理解は実にプログラムに似ている。

昨日外来で待っている間に聞いたムーンショットと

医療のとある情報、それは未来がどれくらい変わるか

指し示すものでした。

8月のムーンショット対策ではそちらもお伝えしたいと

思っています。

右脳が錆びると幸せも感じにくい。

あなたの右脳、大丈夫ですか？