平成じまいが始まる前に
2022/10/06
あなたが果たすべき義務は、なんですか？
お目通し下さり光栄です、安心の家
西陣の拝み屋です。
本日10/6（木）はご予約満了となりました。
明日10/7（金）はオンラインのみご予約承ります。
週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
↓↓ 10/6（木）の更新記事はこちら ↓↓
一日ぶりの更新、昨日はちょっとバタバタした
一日でした、同時に学びの一日でもあった。
遠隔介護が今回ってきた意味を知ることになった
一日、まさに靈氣Presents神様劇場の演者に
自分はなっているのだなぁ、と。
昼にちょっとしたお稽古があったのですが、
そのお稽古内で自分も試されることになりまして。
そうね、そういえば今日は一粒万倍日だったわね、
と思ったわけでございます。
世の中にはいろいろな役割を持った人がいます。
中でも「立ち上げ屋」という役目を持った人間が
存在している。
過去、立ち上げ屋にあったことは何度もありますが、
あれはいわゆるOJTだったんだな、といまさら気づく。
「いやまさか、自分がなんて思わないですよね」
そんな風に言う生徒さんもたまに居ますが、実は
それ、内心気づいていたでしょ？と毎回思う。
なぜなら自分も当時、そんな予感はあったから笑。
人間、無意識に予見しています、いろいろなことを。
でも、そこに不都合があったから見ないように
しているだけ。
過去に出会った「立ち上げ屋」の中で忘れられない
方が居ます。
某役所の臨時職員をしていたときのボスでした、
製薬会社のカスタマーを経験してらした、自他共に
認める立ち上げのプロ。
わずか4ヶ月の任期を終えると、「来期もこのチームで
働きたい」というメンバーを尻目に淡々と
「僕、春から次の立ち上げ、もう引き受けちゃって
るんで、抜けますよ」
と呟かれる方でした。
その塩対応が、ボスのプロ意識の気がして、なんだか
ずっと憧れてきたような気がするのです。
そのボスが一度だけ、話してくれたことがありました。
自身が働かれていた会社で薬の供給を止めなきゃならない
事態が起こり、利用者から「命を見捨てるのか！」と
叱責された時代があったときのこと。
「あれはね、本当に辛かった。だから命の現場はもういい、
そう思ってきたのに、気づいたら立ち上げ屋なんだよね。
でも、だからこそしっかり立ち上げて。立ち上がったら
もう僕は必要ないんですよ。あとの人が上手くやってくれる」
なんかそのスタイルが、すっごい格好いいって思いました。
昨日は一粒万倍日、お稽古中にいま試行錯誤している直接
探査型霊媒のスキルを使うことになったわけですが、まぁ
やっぱり思ったような形には行かない。
エドガーケーシー式だと、睡眠状態に入らないと情報が
取れないわけですが、それじゃない形を編み出したい。
じゃないと、汎用性が持たせられないから。
独自論に対する公式化、汎用化はわたしの使命であり
生きがいでもある。
そこに学説を当てはめていくのは後付けで、それは後世に
委ねたいと思っている。
かつて、臼井先生がそうされたように。
なぜか。
人生の残り時間を研究や立証で使っているほど、持ち時間が
ないから。
二度目のお誕生日と言われる還暦までのカウントダウンが
始まったことと、この話が降りてきたことはきっと無関係
では無いと思う。
同じように「この椅子に誰を座らせるか問題」は、
9月のムーンショット講座で扱ったトロッコ問題のように
正解のない課題として目の前にやってきたに過ぎないのかも。
あなたは、立ち上げ屋なので幾つもの席を作りました。
「誰かの居場所を作りたい」「座るための席を作りたい」
それが、20年前あなたが強く望んでいたことだから。
そして、対価と引き換えに願いを叶えた。
次は、その場所に誰を座らせるか、それを果たして貰います。
生み出した人間には、その責任を全うする義務がある。
そのくらいのこと、もうあなたは判りますよね？
見えない世界が、伝えに来たこと。
本当に、もうぐうの音も出ませんでした。
「前例がない」現実の世界でよく、そういってやらせて
貰えないことがあります。
これに対し「前人未踏はやがて誰かが壊すもの」
そういって突き進んできたわたし。
でもそこには、別のルールが存在している。
前例ができてしまえば、後に続くものができてくる。
そのものが志もともに受け継がなければ、結局その
前例は悪例にしかなり得ない。
それ故、
道を開いたものは、後続のものに対するルールを制定
していく義務を同時に負わなければならない。
「あんたみたいな人、見たことがないよ」
随分、そう言われてきました。
その一方で「お前程度のやつ、どこにでもいる」
そうも言われてきた。
後者は「お前が持っているものをすべてよこせ」と、
いい、前者は「あなたの椅子になんて座りたくありません」
と、いう。
それは結局、わたしがこの義務を果たし切れていないと
いう徴にしか過ぎない。
残り時間を考えたとき、立ち上げ屋として何をすべきか
よく考えなさい。
そう言われた一粒万倍日の昨日。
そうねー、そうだったわねー、来年からの準備、しなきゃ
いけなかったんだったわねー。
平成じまいが終わったら、もう一度生まれ変わるんだっけな
わたし。
そのための準備、きちんとしておかないとなぁ。
えみこは、いつまでも生きてない。
それでも、こう言ってくれる人たちもいる。
「えみちゃん、長生きしてね。本当に」
うん、もう一度生まれ変わったあとは多分、そう言ってくれる
人たちとだけ一緒に居たらいいのかもしれない。
残りの命の使い方を、考えよう。
自分が20年かけて作ってきた席に対する義務を果たしながら。
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