可視化の破壊力
2022/12/13
絶対閻魔ちゃんが後ろで糸を引いている。
お目通し下さり光栄です、願いが叶う店・西陣の拝み屋です。
本日12/13（火）はオンラインのみご予約承ります。
明日12/14（水）は臨時休業致します、明後日12/15（木）は
対面鑑定優先にご予約承ります。
週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
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昨日リリースしました思考分析有償モニター。
昨日早速お一方ご体験頂きました、被験者の方は
いま大きな人生の分岐点に立っていて、なおかつ
「絶対失敗したくない」という選択が目の前に
次々と襲ってくる流れ。焦燥感がすごい、という
ご相談を受けて、お稽古内での思考分析をお薦め、
ご体験頂きました。いや、想像以上の破壊力だった笑。
これまでいろいろなカリキュラムで「腑落ちしない」
と言っていた方が、説明するより早く自分で答えを
見つけ出していく。うん、このメソッドを世に出す
タイミングとか、やっぱり間違っていなかったな。
本当にそう思った瞬間でした、有り難うございました。
思考分析は、50名の臨床モニターを予定していますが
（占星術のときは30名の方にお力をお借りしました）
その先に待っているのが講座としての展開。
人生分析法同様に自分でやって頂くことが最終目標、
どの段階で理論展開しようか、悩み中です。
モニタリングが始まって思ったこと、「脳は常に観ている
ものに親和性を持つ。故に見慣れていないものは拒絶する」。
随分頭を悩ませた「腑落ちしない」の原因が、ここにあった
ことにも気づける、いいきっかけになりました。
人間の脳は常に観ているものに親和性を持つようにできています。
その機能はその人の快不快さえ脳が錯覚するほどの威力を
持っている。その結果「朝起きたら突然スラムにいた」と例える
現象が発生します。朝起きたら突然「脳の催眠」が解けてしまい
家庭（安全な場所の象徴）と思っていた場所が実はスラム街の
一角だった（とても危険な場所の象徴）と気づくことを言います。
臼井靈氣あるあるでもあって、気づいてしまったら選択は次の
二つしかなくなります。
①そこを出て、安全な場所を目指す
②スラムで怯えながら攻撃されないように生きる
西陣の拝み屋は当然①を手にしたい方が来所する場所です。
ですが、中に②の方や、時々そこをスラム化させる元凶に
なりかねない方が「間違って」お越しになります。
攻撃されないように生きる先に何をするか、その結果誰かの
安全地帯を突然スラム化させることがあっても、厭わない。
そんな人に、お会いすることがあるのです（コワイ怖い）。
②の状態でいられるのも一つの洗脳で、「脳の善悪はその人の
恒常性が決めている」という機能そのままに正義感を持って
そうされるわけでして。
これ、一生終わらないよね、うん。
そんな無限ループに陥っている方々に何ができるのだろう、
それはある種のテーマだったのですが。その答えを昨日は
見つけたような気がしました。
奇しくもお稽古前に偶然観ていたクロ現は新海監督。
幾つものパワーワードを貰ったけれど、その中に
「あの日以来わたしたちは二つに分かれてしまった。
経験した人と、経験できなかった人」的な話があり
心の中で「その狭間の人もいますよ、監督」と思いながら
気づいたら泣いていました。
あの日、中途半端に震災を経験し「死にたくない」と
天に命乞いをしたわたしは、経験した組からは「お前
程度で被災者というな」と言われ、反対に経験できなかった
組からは「あなたの気持ちは判ってあげられない」と
言われて居場所を失くしました。
「神様殺さないで」そう祈るくらいの思いをしたのに、
大切なものを守れなかった悔しさと生涯生きていくのに
経験した組からは「でも家もあれば子どもも死んでいない。
ちょっと仕事ができなくなったくらいで、一緒にするな」
と言われ。
経験できなかった組の親からは「あんたの気持ちは全く
判らない」と突き放された。
守ってやれなかった子どもたちへの申し訳なさと、あの日
同行者を捨ててでも、歩いて100キロ以上ある辻堂を目指す
べきだったのかと葛藤する自分と生きてきたこの12年。
震災から二年半が過ぎて、災害復興支援に携わり、現地支援に
宮城、福島と入ってきた自分からすると、いま政府が進めている
震災復興税の転用は到底納得なんてできない。
あの報道に強く拳を握りしめつつも、新海さんのように堂々と
矢面に立ってあの震災を語ってはいない我が身を思い知らされた夜。
アナウンサーの「なぜ新海さんはこれを描こうと思われたのですか？」
の問いに「一言で言うのは難しいのですが」と口ごもる監督を観て
もしかしたら天啓かもしれないな、と思ったりしました。
天啓。えみこも何度か貰ったことあるけれど、あれを理由として
一般に説明するのは難しいです、本当に。えみこが「どうして京都に
来ましたか？」と聴かれて答えに困るのと一緒。
お客さんだったら、生徒さんだったら「橋の上で神様から呼ばれた」
と本当のことを言えばいい。でも、それがもし一般的な、ましてや
NHKのインタビューだったら、同じようには答えられない。
選民になる、とは、そういうこと。そして、そんなときのために方便と
言うものが存在しているのです、きっと。決して「嘘ついていいよ」
という意味ではない。
昨日モニタリングの前に分析シートを保管するフォルダを探していたら
突然本棚から写真のファイルが出てきました。2018年の冬、
「京都に居たくば、子どもたちには会うな」と天に言われ、風呂場で
一人泣いた上洛最初の年末。
人生初の家族でクリスマスもお正月も過ごせない年の瀬に、悲しみに
くれていたころ、いまお稽古場として通っているお寺さんの境内で
脱出ゲームがあることを知り参加したときの景品の閻魔ちゃんクリア
ファイル。その脱出ゲームは地獄からのもので、謎解きスタンプラリー
だったのですが、チェックポイントに居るはずの閻魔ちゃんがなぜか
居らず。制限時間ギリギリだったのでスタッフの人が代わりに対応
してくれていたら、なんと抱っこひもに赤ちゃんを入れ前抱っこして
閻魔ちゃんが登場したことがあって。
その際の言い草が「すまんな、人間に子守りを押しつけられておった」
閻魔ちゃんですよねーーーーーーーー！！
（王の貫禄とか全くなかった）
制限時間内にどうにかコンプリートして景品所にいた仏陀から
クリアファイルを貰って帰る際に閻魔ちゃんとまた再会。
「ありがとうございました～」と挨拶したら、こう言われました。
「もう戻ってくるんじゃないぞ！」
どんだけーーーーーーーーーー！！
（あなたは刑○所かなんかの方ですか？）
このクリアファイルにシートを入れながら、言われた気がしました。
「平成小野篁よ、そなたに仕事を命ずる。
閻魔庁審判の一部を委託する」
え？行政受託？（いや、確かに官庁と仕事したいって言ったけれども）
そーゆーんじゃーないのよーーーーーー！！
（でも御依頼頂けるなら頑張りますーーーー）
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