「信じる」は祈りの種

2023/07/15

信じない限り、願い続けるだけ。

本日もお目通し下さり誠に有り難うございます。えみちゃん先生こと京（みやこ）のロックな霊媒師えみこです。本日7/15（土）は変則営業、11：30～13：00/14：30～16：00オンラインのみご予約承ります。明日7/16（日）は定休日ですが一部臨時営業致します。17時～19時までのみ、オンラインのみご依頼承ります。30分メニューご希望の方はこちら、60分メニューご希望の方はこちらから。フォーム予約がよく判らない場合は公式LINEをご利用ください。7/16（日）閻魔庁ラジオ有料配信ご予約受付中。ライオンズゲートと地獄の釜の蓋についてお話します。

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8月のマンスリースケジュール公開しました
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○7/15（土）の更新記事はこちら○

京都は祇園祭の賑わいが本番を迎える週末となりました。コロナ禍以降初の通常の祇園祭とあって、とても賑わっているようです。同時に市内の交通機関はプチ麻痺状態、この期間は七条のお仕事場にて対面予約等を受付けておりましたが、今年はそれも対応できないくらい。ということで、この連休はオンラインメインでご予約を受付けております。とはいえ、やっぱり靈氣のご依頼は対面がお薦めのため、京都市内北部に仕事場を探す準備をしています。「えみちゃんは仕事場をもう構えないの？」と聴かれたりしますが、炎上騒ぎがあってから自宅営業は危険で出来なくなり（行政指導対象）、元々関東も貸間を転々として働いてきたので、京都でもそのスタイルを貫くことに決めました。殺害予告が出た炎上からは今年でようやく満4年、あのとき言われた「あいつ、なんで潰れないの？」の言葉は生涯忘れることはないでしょう。潰されないように生き抜いてやろうと思います。

ここ数日、「信じる」ということについてのテーマが投げられていました。同時にそれは命の使い方も問われていたのだと言うことに気づいた時間。人生は一度きり、この言葉はあちこちで目にすると思います。しかし、人生が一度きりなのは自分だけではない、あなたの周りにいる人もまた同様に人生は一度きりなんだよ。これを言っていたのはゲッターズさんでしたが、あまりそこはクローズアップされないのがスピ業界は不思議だなと思うのです。一度きりの人生を誰のためにどう生きるのか。自分のためだけに生きることがいけないわけではない、でもその人生はきっと、何より寂しいと思う。なぜなら人は、守りたいもののために生きたとき、一番幸福感を感じるように作られているのだから。

○信じたフリをしすぎると、信じると言うことが判らなくなってしまう○

人の人生は、乱暴な言い方で言うならば、脳を騙しきれば幾らでも変わっていきます。それが虚構であっても、心の底から信じ切ればそうなる。それ故に脳科学を知るものはその弊害も一緒に自覚し、知っておく必要があると思うのです。特に教授している靈氣療法は潜在意識を触るセッションが幾つかありますから、その点は注意してお伝えしているつもりですが、指導者として技量不足なんでしょうね、届かないケースをたまに見かけます。（そんなとき本当に悲しくなる）人は、その振る舞いを変えると人生が変わります。だからこそ、最初は形だけでも問題は無い、ただしそれは、後から思いが伴ってきた場合のみ。いつまでも形だけでいると、脳は「そういう心持ちで、そういう思考で、こういう振る舞いをしているときは『信じている』のだな」と脳に記憶してしまいます。これはまさに、自分で自分にかけた解けない呪いのようなもの。何より厄介なものとなってしまうのです。

「信じる」ということを誤って教育された脳、しかしその一方で「信じない」ということの教育は行っていません。つまり「普通に信じられないものを信じない」という至極まっとうな機能が残された形になる。これ、どのような現実が生まれると思いますか？「信じたいものは、信じるに値しないとを証明する」という世界ができあがるのです。このカラクリに飲み込まれて、人生が立ちゆかなくなっていく人に時々お会いします。そして彼らに共通しているのはかたくなにそれを認めないこと。よほどしっかり、脳にすり込んだのだろうな、と思うのです。そんなとき、ご本人が靈氣を持っていたら、えみこは手を離すことに決めています。後は本人の靈氣が作用していくと信じているから。

最も中には二度と靈氣を使わなくなる人もいますし、「靈氣のせいで人生がこうなった」と吐き捨てていく方もいます。でも、それはそれでいいと思うのです。靈氣は一度回路を開けば、その生涯途絶えることはない、とされています。しかし、開祖の臼井甕男氏は「その人の心持ちが靈氣を離れたとき、靈気を失う」と明言されています（この件は神秘伝でお伝えしています）。心が靈氣を離れ、信頼を失ったとき、どのみち靈氣は作用しなくなる。それは同時にご本人が望んだ「靈氣なんて取るんじゃ無かった。靈氣の無かったころに戻りたい」という願いが成就した瞬間だと思うのです。

○靈氣を止める方法を探していた元師匠○

臼井靈氣を使えるようにする方法はあります。しかし、臼井靈氣を使えなくする方法は聞いたことがない。湘南にいたころ（似非）霊能者から「そんなもの霊能者なら誰でも出来るわよ、あなたたち大したことないのね」と言われたことがありましたが笑。その人がホントにそんなことができたのかは、また別の問題だと思っています。なぜなら彼女は靈氣を持ち、その後「霊能力が使えなくなったから靈氣を捨てた」と言ったから。霊能とは生まれ持った能力なので、基本的にはなくならない。しかし、その能力は天からの借り物だから、天と深く繋がり、その意に背けば力を抑制される。あぁ、そう、それ別に靈氣のせいじゃないけどね。当時わたしはそう思って彼女を見ていました。

「あなた最近いかがわしい霊能者と付き合っているようだけれど。だから訊くのだけれど、靈氣を止める方法、聴いたことがないかしら？」

ある日研修中に突然師匠からそう問われたことがありました。話を聴くと転門生の中に「以前の靈氣が嫌で霊能者に止めて貰った」という入門生がいたそうで。

「悟りである靈氣が要らないなんて言う人、わたしは考えもしませんでした。しかし、もし靈氣の作用に本人が耐えられないなら、止めて差し上げたい」

その言葉には、どこか悲哀と一縷の望みが宿っていたことをいまでもよく覚えています。そのときわたしはそういう話は聴いたけれど方法論は知りません、と答えました。しかし、その答えを後に見つけ出すことになるのです。

その答えは靈氣伝授の仕組みにありました。遠隔伝授を行うにあたり、そのシステムを検証し、その中で見つけたとある答え。そして、口伝で伝えられている開祖臼井氏が言い残した「こうすれば靈氣を失う」という戒め。あれは暗に「靈氣はご神氣であるが故、降りる器を選ばれる」と申されたのだと思うのです。靈氣がどのくらいの作用を起こすのかは、その靈氣の持つ周波数に起因します。それ故、当然ですが指導者と同じレベルのことを生徒がすることは不可能です、周波数が違うのだから。靈氣を科学的に検証すればするほど、シンプルにそこに行き着く。そしてそれは本人の周波数をそこに近づければ為し得る、という結論に至る。そのためにはまず、なりたい周波数を信じる必要があり、それが信じられない段階でそこへはたどり着けない、ということになる。だからこそ、別に靈氣を止める方法は要らない。だからこそ、臼井氏は止める方法は特に作らなかった。必要が無いのです、なぜなら、自動的に消失していくのだから。

消失した靈氣は、「なくなりましたよ」とお伝えはしません。しかし、それを教授した指導者にはその報せが来ます。それが入口出口論、その報せを受けて、どうクローズするか。その最後の仕事が巡ってくるからこそ、臼井氏は万人に伝授する段階を決めていたのだろうと思うのです。消失した靈氣を、靈氣として使った場合に何が起こるのか。それをこれまで見たことはありません。なぜなら消失したころには、その人たちはすでにうちを離れていたから。ありもしないものをあると信じて動かしている、その先に何が待っているのかは、見聞きしなくとも易々と想像が出来る。だからこそ、最後の責任として祈るのです。

「どうぞあの人たちがわたしの知らぬところで笑っていますように」と。

Prisoner of Lover。大好きなこの曲に、ここしばらくの課題の答えがありました。あぁ、そうか、そういうことね、そう思った。そういえば、この曲を初めて聴いたとき泣いたな。きっとそういうことだったんだろうな、しみじみとそう思ったのです。

「退屈な毎日が急に輝きだした　貴方が現われたあの日から」

「ありふれた日常が急に輝きだした　心を奪われたあの日から」

いつか、誰かのそんな存在になれたらいいな。そんな自分にいつかなれる日を信じて、今日からまたしっかり歩いて行こう。大丈夫、だいじょうぶ、ダイジョーブ、えみこは神様のお手元だから。うん、きっと大丈夫。信じるは、祈りの種。願いは破れるけれど、祈りはいつか必ず叶うのだから。

ね？神様。

本日の課題：

・あなたが信じているものはなんですか？

・その信じているものは、心の底から信じられていますか？

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