脱・自動化
2020/06/29
欲求すら、脳は錯覚させる。
お目通し下さり光栄です、京都オンライン
靈と脳科学で豊かな人生へ 西陣拝み屋です。
6月末までの受付は終了しました。
7/1島原サロンから受付再開、ご希望の方は
こちらから。
6月も残り二日。
昨日配信した聲便りでもお話しましたが
下半期に向けて準備をする段階がきています。
コロナのステイホームの間、わたしたちの
脳は、実は危険な状態に晒されていました。
わたしたちの脳は、育てられます。
諸説ありますが、「よりよく生きる」ことを
しようとする生き物は人間くらいらしいです。
確かに猫や烏は学習しますが、よりよく生きる
学習ではありません。
だから彼らは新たには生み出さない。
人間は「あったらいいな」を生み出す生き物、
そして、ここだけが我々を動物に戻さない唯一のポイントなんです。
さて。
あなたはどのくらい「こうだったらいいのにな」と言えますか?
あったらいいな、の世界には高さがあります。
一番下は「困らないようにしたい」、でもそれでは動物と同じです。
人間は「こうだったら嬉しい」を目指す必要があります。
それは「快(ここちよさ)」の先の世界。
そんなこと、あるわけないでしょ、な世界でもあります。
6月の予防学では、進歩と進化の違いをお伝えしました。
進化は立体、進歩は平面。
成長は、立体にしか存在しません。
平面=肥大、みんな肥満化したくないですよね。
子どもは横に伸びてから縦に伸びます、太らないと成長しません。
ただ、太ったままで終わる子もいます。
違いは、それをバネにする経験値を持てるか否か。
脂肪がないと筋肉にならないように、蓄えたものでしか人は進化できない。
だからこそ、なにを蓄えるかが大切なんです。
脳は単純だから、人の願いばかりを叶えていると、自らの欲求を見失います。
誰かの欲求を叶えることが自らの欲求と勘違いします。
これを積み重ねると「利用しやすい人」が完成します。
怖。
利用しやすい人にならないためには、脳の自動化をやめること。
人間の脳が作り出す要求は、大まかに分けて二種類。
過去の追体験か、未知の体験、このどちらかです。
ロクな過去の経験がないものは「やったことがないから、してみたい」と思えれば、すんなり要求化します。
ま、その際に「それはしなくてもいいでしょ!」という冷静な判断が大切ですが。
ロクでもない経験は早く「閲覧禁止項目」にするのがいいですね。
そのためには「何回もやりたいこと」を脳に記録するのが近道です。
そして、リピ決定の経験も、何回かに一度は新しいことに置き換える。
いつもいくランチばかりじゃ飽きる、たまには新しいお店開拓しなきゃ、的な。
それが、脱自動化ってこと。
あなたのお気に入りは、どんなことですか?
新規開拓したい分野はなんですか?
ぜひ、6月中に決めておいてくださいね。