時間通帳〜あなたの「財産」も狙われている
2020/07/18
時間泥棒はやがて、強盗に進化します。
お目通し下さり光栄です、京都とオンライン
体感する脳科学で人生を豊かにする西陣の拝み屋です。
本日7/18は、オンラインにてご予約承ります。
15時〜18時対面予約受付可能、ラウンジ受付となりますので予めご了承ください。
対面ご希望の方は12時までにご予約ください。
その他ご予約含めたお問い合わせはこちらから。
明日7/19も、同様の受付の予定です。
本題に入る前に。
本日7/18は、京都アニメーション放火殺人事件、通称京アニ事件から一年目を迎えます。
あの事件は、わたしにとって生涯忘れられないものとなりました。
心より鎮魂を祈念するとともに、悼み人として1日を過ごしたいと思います。
さて、本日のお話は「時間通帳」。
わたしたちの持つ最大の財産はいのち、つまり人生を生きるためのお時間です。
この時間は「命」と名付けられ、時間通帳として体内に埋め込まれ、産まれ落ちます。
世が変わり、やがてこの時間通帳が貨幣としてやり取りされる時代がやってきました。
それがいわゆる「給与」。
月給、日給、時給、分給など、様々な角度からわたしたちは時間通帳にある残高を貨幣と交換していきました。
この過程で生まれてきたのが「搾取」です。
搾取の有名な話にアイヌの数詞があります。
アイヌの算数は日本と違い、なおかつ数を数えてしか計算できない人もいたため、随分アイヌ民族から搾取してきた記録があるそうです。
そのため、アイヌ系の怨霊に苦しめられるケースが現代でもあるのだとか。
見えない世界にはやり逃げはありませんから、まあ、そうなりますね。
くわばらくわばら。
戦後日本は一度そこを通りました。
もう戦後を肌で知る人が減り、脚色された世界のみが語り継がれる時代となってしまいました。
そうではなく、同じ轍を踏ませぬよう生きていくのは、わたしたちいまを生きる人の役目やと思うのですが、どうなんでしょうね。
搾取しようとする人は、その命の持ち時間を奪っていきます。
イメージとして
1日の持ち時間→お財布管理
未来の持ち時間→通帳管理
みたいなイメージ。
搾取する人は、これを観て誰からどう搾り取るかを決めていきます。
この結果「◯◯くん、そんな好きじゃないけど公務員になるみたいだから、いまは別れない」とか、意味がわからない話をする人が出てきます。
その命が持つ通帳と結婚する人、それ故に残高が予定より少なくなると別れを選択します。
「なんか、普通に小さな会社の営業になっちゃったのよね、ガッカリ」的な。
こわい怖い…。
相談者さんでたまにそんな方、お越しになりますが。
きっとうちでは満足頂けないやろうなあ、といつも思うパターン。
なぜならうちは「人道(じんどう)」を探し、伝えるのが仕事やから。
搾取したい人は「鬼道(きどう)」なんで、うちでは無理なんですよね。
なのに、どこで間違えたのか、たまに鬼道の方がお越しになる。
鬼の道案内はしてないんだけどね…と、毎回思うやつ。
その昔「ヤメゴク」ってドラマがあって、うちができるのは100歩譲ってそこまで。
これは、忘れちゃいけないことなんだな。
そう、思い知らされたのが一年前でした。
神奈川営業で湘南滞在中に京アニ事件が発生。
当時は、殺害予告が出る炎上騒動真っ只中で他人事ではありませんでした。
京都府警は話を聞いてくれていましたが、神奈川県警や茅ヶ崎警察は、まともに話は聞いてくれず、転居や営業自粛さえ言われていました。
できないなら、助けられませんね、くらいに言われていた。
しかし、この京アニ事件を機に、徐々に風向きが変わっていきます。
わたし自身、事件現場に数回行き、そこで悼み人の最初の仕事をさせて頂くことになりました。
あのわずか数分間にみた空の動きを、忘れることはないでしょう。
命という時間通帳の残高を、ある日突然強奪された人々。
なぜそんなことがまかり通る国になってしまったのか。
それを一人一人が、いま真剣に考えていかなければならないと思うのです。
搾取が、当たり前であってはいけない。
人道的判断を、大半の国民ができるからこそ、この国は平和だった。
でもそれは、鬼道を生きるものが増えれば壊れていくのは当たり前のこと。
鬼滅の刃が流行るのは、きっとそれを皆んなどこかで気づいているからなのだと、わたしは思う。
鬼滅の刃の炭治郎と禰豆子兄妹のように、これからは鬼道に迷い込んだ人を救いたい人も出てくるんでしょう。
反対に鬼道に落とす人も、ね。
神の名を騙り、鬼道へ引き摺り込むやり口を見てきた時間が2019年という時間だったと思います。
そしてそれが、土星山羊座の鍛え方なんだと。
一度は水瓶座に移動した土星は、いま山羊座に舞い戻り、年末までここに居座ります。
鬼道へ引き摺り込み、渡賃を搾取する連中が世に蔓延るお知らせかな、これは。
命まで取られるわけじゃない。
昔の人は、言いました。
命までは取られない、でも、靈は壊される。
そうならないために、考えて生きる時代が来たんです、たぶん。
どうすればいい? そう訊かれるかもしれない。
ヒントはね、察する力を高めること。
そのためには、想像力を鍛えるしかないのだけれど。
まずは、あなたの「時間通帳」の残高と運用計画をしてみましょう。
すべては、それからって話です。