【神はサイコロを振らないvol.11】 脳に「快適」を教えてありますか?
2020/12/03
「神はサイコロを振らない」では毎日一記事、京の拝み屋が脳科学について語ります。
おはようございます、京都の脳科学コーチ 西陣の拝み屋です。
京都で脳科学コーチをしていますが、実はキャリア足掛け19年目になる拝み屋でもあります。
「拝み屋」とは、所属を持たない祈祷師のこと。
仕事の仕方はさまざまですが、最近はライトノベルの「我が家は祇園の拝み屋さん」がヒットしているので、『拝み屋』という名前自体は知っている人もいるかもしれません。
野良の祈祷師として京都に移住して3年目、左脳系祈祷師として活動しています。
怒涛の2020年が終わりに向かう12月。
脳科学的に言えば、今年は「アップデート」の年でした。
新生活様式が導入されて早半年、皆さんはどれくらい今年の春先のことを覚えていますか?
昨年末は?
昨年の秋は?
きっと、巻き戻すごと記憶が曖昧、もしくは都合よく改竄(かいざん)されたことに気づくでしょう。
わたし個人は、この春まで東西二拠点で営業しており、月の1/4は横浜〜相模大野で営業していました。
毎月の新幹線移動、コロナ禍で移動を控えるようになり、ずっと京都に住む暮らしになってはじめて、いかに身体に無理を強いていたかを知ることになりました。
でも、この暮らしを約5年続けてきました。
それができた理由が、脳科学的に二つあります。
一度書いたけど、長くなったので割愛笑
簡単に言えば、自分が望むものと潜在的な恐怖があったので、駆られるように継続できた、というお話。
一度辞めてみると、脳の真実が見えてきます。
本来は、新たなフィールドに入った段階で新たな作法に移行すべきなんです。
でも、そこには多大なエネルギーが要る。
だからこそ、シフト期は多大なエネルギーが用意されます。
それを勘良く狙うのが、夢泥棒。
わたしの脳にある潜在的な恐怖は、5年前上洛を目指したとき、この夢泥棒が植えつけました。
そのせいで、上洛が一年遅れたといえます。
でも、起きた現実が正解なので、これでいいと思うしかないです笑
納得いかないときは、どうするか。
脳内の神様・潜在意識に直訴するんです。
望む世界の快適さを教え、いまは不快なんだと示す。
この差異を認知するところから、次のステージがはじまり、脳が変わりはじめていきます。
今回のコロナ禍のように強制的にシフトさせられると、脳はそこでの「快」を探しはじめます。
このときに問われるのが、貴方の中の「快」の認識。
快適さを脳に教えておかないと「不安がない=快適」と誤認識します。
不安がないことは安心とは違います。
不安がない=安心できるものを求める、だからいま、あちこちで「助けてください」コールが聞こえるのかも知れません。
快適さを脳に教え「そこに向かえ」と指示をすると脳科学的にはまっすぐ向かうとされています。
しかし、そうならないのは何故か。
快適さを知らない、もしくは受け取る許可が出ていない可能性があるからなんですね。
これを「脳の癖=ブロック」と呼んでいます。
脳のブロック改善のご相談承ります。
ぜひ一度お気軽にお声掛けください。