【神はサイコロを振らないvol.14】 本音は脳内で鞠藻になる

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【神はサイコロを振らないvol.14】 本音は脳内で鞠藻になる

2020/12/08

「神はサイコロを振らない」では毎日一記事、京の拝み屋が脳科学について語ります。

 

お読み下さり、ありがとうございます。

京都の脳科学コーチ 西陣の拝み屋です。

京都で脳科学コーチングをしていますが、実はキャリア足掛け19年目になる拝み屋でもあります。

「拝み屋」とは、所属を持たない祈祷師のこと。

仕事の仕方はさまざまですが、最近はライトノベルの「我が家は祇園の拝み屋さん」がヒットしているので、『拝み屋』という名前自体は知っている人もいるかもしれません。

野良の祈祷師として京都に移住して3年目、左脳系祈祷師として活動しています。

 

2020年は全ての計画が白紙になった方が多いと思います。

西陣の拝み屋も、この5年目指して来た計画は、こっぱみじんこ!となりました。

(こっぱみじんこ!は、関ジャニ∞丸山さんのイチオシギャグ) 

二拠点生活を足掛かりに全国へ!

アカデミックな場所でお仕事したい!

たかだか霊媒師風情が、と、笑われながら、結局それらは叶えてきました。

叶えてみたら、意外とつまんなかった笑

たかだか霊媒と思われているから、ギャラを踏み倒した方もいます。

来るのが当たり前、と、ドタキャンを繰り返した方もいます。

そんな場所に愛着を持てるわけもなく、東西を往来するモチベーションは枯れていきました。

そうこうするうち、コロナ襲来。

同時期に起きた湘南の立ち退き。

新幹線乗車30分前に出た京都府の首都圏移動自粛要請。

全てのコマが折り重なり。

わたしは、京都暮らしを満喫できるようになりました。

そこで思い知る周知の低さ笑

まあ、京都で周知されないから、超マイナーでも多少名前が知れている神奈川に出ていたわけです。

知られていないのは当たり前、挙句不在時期があるから知られようもない。

 

本末転倒じゃん。

 

コロナ禍で、やるしかなくなったわたしにまず手渡されたのは、仕事と並行して願っていた私生活の充実でした。

ここに脳のトラップがあります。

脳の恒常性が崩される=ゼロペースになる、ということです。

つまりなにをしてもいい。

このとき、脳は潜在意識が優位になります。

「えー、じゃあこれをやる。

 ずっと我慢して来たんだもーん」とばかりに本音が顔を出してくる。

東日本以来防災に携わってきましたが、非常時に本性が出る、は、鉄板ルール。

恒常性が崩されたときの顔がその人の本性なのです。

自分の本音が仕事人としての成功より女性としての幸せにあったことに、まあまあ驚きました笑。

 

諦める、という言葉が嫌いです。

それは「潜在意識に押し込める」と同義だから。

手放す、という言葉が好きです。

もしくは、見切りをつける。

人間引き際が肝心です、でもそれは諦めるわけじゃありません。

見切れば、手放せる。

そこには、なんの後悔もありません。

諦めたことには、悔いが伴います。

なぜならそれは、脳内で「まりも」のように生きているから。

そのまりもは、非常時に水面に顔を出し、生きる時期が来るのを待っているのです。

 

まりも、は、鞠藻。

そして、その生態は未知の世界だそうで。

貴方の「諦めたこと」や「本心」も、脳内で鞠藻になっているかもしれません。

そんな鞠藻を探しませんか?

潜在意識のワークでお手伝いさせていただきます。

 

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