【神はサイコロを振らないvol.16】 脳は新たな情報を求め、変化を嫌う
2020/12/12
「神はサイコロを振らない」では毎回一記事、京の拝み屋が脳科学について語ります。
お読み下さり、ありがとうございます。
京都の脳科学コーチ 西陣の拝み屋です。
京都で脳科学コーチングをしていますが、実はキャリア足掛け19年目になる拝み屋でもあります。
「拝み屋」とは、所属を持たない祈祷師のこと。
仕事の仕方はさまざまですが、最近はライトノベルの「我が家は祇園の拝み屋さん」がヒットしているので、『拝み屋』という名前自体は知っている人もいるかもしれません。
野良の祈祷師として京都に移住して3年目、左脳系祈祷師として活動しています。
脳科学コーチングをしている西陣の拝み屋ですが、実は本業は「拝み屋」です。
屋号のまんま、しかし拝み屋の定義は現代では、曖昧です。
理由として、絶対数が少ないから。
人は汎用性がないものを理解しません、それも脳機能の影響から。
脳が処理する=エネルギーが要る、だからやりたくない。
まあまあ、シンプルです。
何故拝み屋が脳科学か、それは基礎的な技術として使っている日本式外気功の理論から。
西陣の拝み屋では、この日本式外気功を錬金術として使い、お客様のニーズに応えています。
錬金術ですから、科学です。
科学ですから汎用性があります、みたいな話。
では、なぜ万人が同じにならないか。
それも科学と同じ、研究者が違えば生成できないものがあるのと同じです。
平成の大惨事、地下鉄サリン事件はある科学知識のあるものがサリン生成に成功したことがトリガーでした。
つまり、科学には功罪がある。
しかし、サリン生成には、一人しか成功しなかったと言われています。
それもまた、科学。
有能な科学者に無神論者はいないと思っていますが、どうでしょうね。
脳は新たな情報が大好物です。
それは刺激が欲しいから。
しかし、それを脳に定着させるのは嫌います。
なぜなら、エネルギーを過大に消費するから。
では、どうするか。
面倒を好む脳を作ればよいのです。
面倒の先にしか、新たな世界はありません。
面倒を好む脳作り、それは手間ひまの要る作業。
それを簡略化する存在が、我々拝み屋なのです。
現代の拝み屋とは、脳科学の知識があるべき。
わたしはそう、考えています。