想い残し、という鎖

 

7月最終日となりました、皆様の7月はどんなでしたか？

明日から8月、いよいよ獅子の門は大きく口を開け始め

ます、どちらさまも有効に活用されますように。

さて、そんな昨日は振り替え定休日を頂きました。

ちょっとした理由で法曹関係の方とお話する機会があり

「冷静さ」について、思うところがありました。

ちょっと複雑な気持ちになったのは、この数年で随分

感情的な人間になったことにも気づいたから。

これはまた、一つの課題を貰ったのだと思います。

異業種から法曹界へリクルートした方とお話しする

機会が多かった7月の終わり。

その中で思ったのは、セカンドキャリアに関して

何かお手伝いできることはないかな、ということ。

こちらはまた、相談フェスが終わったら始めて行こうと

思っています（とりあえず宿題）。

 

そして、午後からはお師匠様がご出演のこちらの舞台。

能「隅田川」、この舞台を観て、この映画を思い

出しました。

 

 

 

 

 

「想い残し」、故人の通訳をしていると、少なからず

この主人公と同じことをしているのだなと思うことが

あります。

奇遇なことに昨日「なぜスピリチュアルな番組が

減ったか」という考察を目にしました。

過去生、前世、来世という言葉が浸透することで

自殺者が増えてから、と書かれていました。

それを見て、ちょっとため息が出てしまいまして。

 

この世では肉体を持ったものが何より強いです、

だから霊体は憑依する。

憑依してまで、奪ってまで躯体がほしいわけで、

自死とはそれを手放すことであり、罪悪なのです。

きっと多くの人が楽になると思ってその道を選ぶ

のでしょうが、多くの人が躯体を離れた後大きく

後悔するからこそ、故人の通訳という仕事が世に

呈されているのだと思うのです。

世の中は逆説で、誰かが望むからできる世界と

必要になるから先に世に呈しておく世界があります。

えみこが立っているのはその中間点、望む人と

必要になる人の間の世界に存在しているのです。

 

「信用してくれてありがとう」。

映画「想い残し」の中で、鹿賀丈史さんの言われた

台詞にありました。

これ、故人の通訳でよくあることで「守護の方の

聲を聞きたい」「先祖と話したい」とご来所されて

聞こえたままにお伝えしても「そんなことない」と

全否定される方がいます。

否定されても、疑われてもかまわないのですが、

その瞬間からえみこはもうなにもできなくなります。

みえない、ということは、信頼がすべてとなる世界で

信じられない、と言った人にはもう何もないのと

同じことなのだから。

そのうち、故人の方はお話になることを辞められ、

わたしには何も聞こえなくなるだけのことなのです。

 

転生は誰にでも約束されたことではありません。

躯体を得る、ということは、ある種の力を得ること

と同義だから。

何かをなし得ることもできますし、他者の世界を

破壊することもできます。

だからこそ、なにがしかの契約をして躯体を得て

生まれてくる。

そして、その契約に則って履行しなかった場合、

大きな後悔とともに神去り（亡くなる）すること

となる。

この後悔が想い残しの正体、そして現世へ魂を

繋がれてしまう鎖となるのです。

 

明日死ぬとしたら。

あなたは後悔が無いといえますか？

明日死ぬとしたらこれだけはやっておきたかった、

そう思うことがあるなら、いますぐそれをやり

ましょう。

すぐできないなら、できるように生きていき

ましょう。

えみこのおもい残しの種は、実行するにはコツコツ

積み上げておかなければならないもの。

だからこそ、毎日少しずつ思い残しがなくなる

ように、生きていこうと決めています。

すぐにはできないからこそ、少しずつ。

毎日コツコツ、少しずつ。

 

あなたの人生に、想い残しはございませんか？

もしあるようでしたら、相談フェスにて解決法

格安で承ります。

どうぞお気軽にご相談下さい。

オンライン、お電話でも受け付けております。

皆様のご依頼、お待ちしております。