天が「引き寄せ」させる人とは

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天が「引き寄せ」させる人とは

2024/01/08

世界のすべてを把握するなど、土台無理な話。
お目通し下さり光栄です、祈りと星遣い 西陣の拝み屋 えみこです。
本日1/8(月祝)はオンラインのみご予約承ります。本日8日は十日えびす参拝のため16時で閉店とさせていただきます。明日1/9(火)はオンラインのみご予約承ります。
すべてのご予約は申請承認制です、希望のお時間までに予約承認と事前決済をお済ませの方のみご予約確定となりますのでお気をつけ下さい。お急ぎの場合や当日直前のご予約は直接お電話にてお問い合わせ下さい、よろしくお願い致します。ご予約はフォームより承ります。フォーム予約がよく判らない場合は公式LINE、またはお問い合わせフォームをご利用ください。

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本日は成人の日、新成人の皆様おめでとうございます。素敵な世界があなたを待っていますように。
京都はとても寒く、昨夜は雪がチラつきました。午前中のお稽古が終わった後、一瞬すごく不思議な雨が降りました。天の神様が何かお伝えに来た、そんな天気。夜は本日から始まる十日えびすに参拝予定、どうかお天気回復しますように。

昨日の記事で、冥王星のことを書こうとしたけれどやめた話をしましたが。けれど、2024年という年を振り返ったとき、やっぱり冥王星に備えておくべきだと思ったので、違った切り口から今日は書いてみることにしました。次の16年に向けて、準備したい方はぜひしっかりとお読みください。

○この30年の移り変わり○

冥王星という星は、破壊と再生の象徴です。そして、その冥王星が滞在する宮は、世の中にどのような時流が流れてくるかを示します。平成じまいと言われるこの30数年を冥王星の宮異動から追ってみましょう。
・1984~85年ごろ 冥王星さそり座(生と死/セクシャリティ)
世界的なHIV流行。性の見方を改めるとともに、それが生死に直結することもある、という認識が広まりました。
・1995年ごろ 冥王星いて座(宗教/哲学/精神)
阪神淡路大震災発災、オウム真理教地下鉄サリン事件勃発。カルト宗教、被害者遺族、被災者の心のケアの重要性が叫ばれました。
・2008年ごろ 冥王星やぎ座(歴史を通して形成された組織や社会構造などの骨格)
リーマンショック勃発、世界各国の経済再編が始まる。
そして今年2024年、冥王星はやぎ座からみずがめ座へ移動。この宮の象徴であるテクノロジー分野で破壊と再生が始まろうとしているのです。

テクノロジー分野で破壊再生が起こるとき、同時に問われるのが「人間とは何か」。これは次に冥王星が入る準備とも言え、みずがめ座の次に移動するうお座では魂、宇宙、大局という部分で破壊再生が起こることが予見できます。冥王星の周回が250年で一周期ということを考えると、前回同じところを通ったのは250年前後前、1800年代というお話ですね。このころ冥王星はうお座にあり、史実としては1803年に江戸幕府200年を迎えています。2045年には、再びここと同じ場所を通る。その前の16年間がこれから始まろうとしている、ということ。
1803年の前16年をトピックスとして追っていくと
1783年(江戸幕府開府200年の20年前/冥王星みずがめ座)浅間山噴火
1789年(14年前/改元/冥王星みずがめ座)棄捐令(きえんれい)
1790年(13年前/冥王星みずがめ座)石川島に人足寄場を設置
1791年(12年前/冥王星みずがめ座)江戸市中銭湯の男女混浴を禁止
1792年(6年前/冥王星みずがめ座)湯島聖堂構内に昌平坂学問所講舎落成
1800年、昌平坂学問所の竣工から冥王星うお座はスタートします。そして、この年井伊直弼が蝦夷地の測量を行っています。冥王星うお座が始まってから17年後、冥王星が次の周回に入ったおひつじ座のときに黒船が来航。坂本龍馬を代表とする倒幕、明治維新への流れが始まるのです。
ちなみに昨年2023年は、江戸幕府開府から420年目。400年目に当たる2003年は阪神が18年ぶりにリーグ優勝し(2023年阪神38年ぶりの日本一)、イラク戦争や、自衛隊をイラクへ派遣する、などがありました。

○天が「引き寄せさせる」人とは○

世の中はこのようにある種の法則によって反復します。反復するのですが、同じ場所は通らない。軌道は同じですが道は違う、そのことを覚えておくといいでしょう。そして、そんな風に同じ軌道に入ることが見えているからこそ、備えておくという感性はとても重要です。中でも時代の変化が大きいときに必要な備えは「必要なものを引き寄せる力」。ここ数年は特にブームのように引き寄せが言われるようになりました。では、天が引き寄せさせる人とはいったいどんな人だと思いますか?

天が引き寄せさせる人、別名運がいい人と言われている人。その特徴は「世界のすべてを把握しようとせず、欲張らない人」。言い換えれば人生や世界には自分のわからないこと、制御できないことがある、ということを受け入れた人。この人たちの特徴は「余裕」、つまり何をすれば余裕が生み出せるのか、知っておくこと、そしてそれを実行することが重要なことになってくるのです。西陣の拝み屋では、お稽古などの中で「コントロールを手放しなさい」とお伝えしています。重要なことは制御することではなく、備えること。そして状況に臨機応変に対応していくこと。もっと言うなら100%の危険回避は存在しない、そう理解しておくことだと思います。

えみこは嘘が嫌いです。嘘をつかれると、どこを信じていいかわからなくなるから。同時に自らがついた嘘におぼれている人にもたまにお会いします。嘘をつきすぎて、どれが真実か本人にもわからなくなっている。それを「現実の綻び」「世界のほころび」と呼んでいます。なにより天はこの綻びが大嫌い、どれだけ引き寄せさせたところで、この綻びからすべて流れ出てしまうから。
年末に、ほんの些細な綻びから流れ出てきた小さな砂。その砂はやがて、綻びを広げ、大穴を開け中身をすべて押し出し始めました。あの穴から出てくるものは、もう止まったのかな。きっと、止まりはしないんだろうな。綻びから流れ出てくるものをすべて、閻魔ちゃんに繋いでいく。それがわたしの仕事なのだと思っています。

本日の課題
・あなたの人生に、「綻び」はありませんか?

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